離婚体験談14

離婚の理由と原因 夫の不貞行為。
子どもの有無 なし。
アドバイス 離婚に関するモメゴトで法律問題が絡む場合は、弁護士などによる法律相談がおすすめ。

私は、23歳で結婚をして2年間の結婚生活を経て24歳の時に離婚しました。

それでは、私が離婚に至るまでの離婚体験談をお話します。

「感じがよかった夫」

家族構成は夫と私の二人だけで、子どもはいませんでした。夫婦は共働きで、夫はサラリーマン私はOLと、二人合わせて年収500万と少しだったと思います。

私たちは同じ会社に勤務していましたが、働いていた部署が違ったためお互いの存在を知るようになったのは、私が働きだしてから6年ほど経ってからでした。

出会いは会社の同僚に誘われたバーべーキューでのことでした。そのときは特に独身の子たちばかりが集まっていたわけでもなく、既婚者もその家族も参加するようなアットホームなもので、特に出会いを意識しているものではありませんでした。

そこで積極的にバーベキューの準備や片付けをしたり、他の社員の子どもとキャッチボールをしたりと遊び相手を楽しそうにしていたのが夫でした。第一印象は、悪くなく自然体で感じのいい人というものでした。

「妙に感じのいい人」

その後もバーべーキューをしたメンバーで飲み会やイベントをする機会が増えていきました。夫とは、その中で自然に親しくなっていきました。

嫌なところもなく仕事もできるようだという噂を聞いたり、男らしくてさっぱりしていてなど良い噂ばかり入ってきました。そのため交際を申し込まれて、プロポーズをされてときは何の迷いもありませんでした。

「結婚後急変」

結婚生活が始まるとだんだんと違和感を覚えるようになりました。

何がどうと具体的に説明ができなかったため、周りの友人に悩みを話してものろけてるだけと捉えられてなかなか本気にしてもらえませんでした。

簡単に説明すると、家では外の男らしくてさわやかな感じの男性ではなくなっていたのです。

「うっとうしくて煩わしい」

本当に何をするにもくっついてきて、何かを決断するのは私。「あなたの好きにしたらいいよ」とそればかり。

そして夫婦生活も一向に落ち着く様子はなく辟易してきました。だんだんと理由をつけて夫婦生活の数を減らしていきました。

ポケットの中の「夜のお店のクーポン」

徐々に気持ちが冷めていったのですが、それでも日常生活は無難にこなし、休みの日はでかけたり、年に数回は旅行に行ったり、お互いの実家にも顔をだしたりと特に波風の立つことがない生活を送っていました。

なんとなくこんな風に年をとっていくものなのかと、思い出した頃に夫のズボンの中から夜のお店のクーポンを見つけしまったのです。

見つけたときはなんだか情けなくなり、すぐに夫に問い詰めたところ「だってあなたが拒否するから、しょうがない。」と開き直り。

「気持ちはいつもあなたにある」という始末。

まったく話が通じず、その日から同じ場所で同じ空気を吸うことが嫌で嫌で仕方がなくなり、すぐに限界に達したのです。

「離婚へ」

全く悪びれる様子もない夫に、私の頭は「離婚」という文字でいっぱいでした。

子どもがいると親権や養育費などの問題がありますが、幸いなことにまだ子どもがいなかったため、また共働きだったので経済的な不安も少なかったため、離婚への迷いはありませんでした。

「離婚調停を辞さない私の態度」

最初は色々とぶつかることも多く、話し合いは進みませんでしたが、離婚調停を辞さない私の態度と決意が夫に伝わり協議離婚で離婚が成立しました。

子どもがいないので親権、養育費、面間交流などの話し合いはなかったのですが、共働きだったため二人の貯金があり少ないながらにも財産分与についても話し合いが一番揉めました。

「弁護士が言うには・・・」

財産分与については、市役所の弁護士による無料法律相談で相談していたため、しっかりと財産分与の分配を理解できていました。

そのため、弁護士に相談した経緯と慰謝料を含めた財産分与について夫に説明したので、最終的には納得してくれました。

「弁護士が言うには・・・」という言葉が非常に効果があったようです。

私のように離婚に関するモメゴト(財産分与・慰謝料・親権・養育費・面会交流権など)で法律問題が絡む場合は、弁護士などによる法律相談を利用して、アドバイスを貰っておくとあとあと交渉に役立つことがあると思います。

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